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JA全農が備蓄米販売で利益を取らない方針

今日、JA全農が備蓄米の販売について利益を取らない方針を発表したというニュースを目にしました。

お米の価格高騰が続く中、消費者の負担を少しでも減らすための対応とのこと。
こうした動きはありがたいと思う一方で、いろいろと考えることもあります。

今回販売されるのは、政府が備蓄していたお米。
もともと食料の安定供給を目的に保管されていたものなので、普段流通しているお米とは違う扱いになるのかもしれません。
それでも、運賃や保管料など最低限の経費のみを加えて販売するというのは、消費者にとって助かる話。

ただ、販売される際に「備蓄米であることを表示しない」という点には、少し疑問を感じました。

お米の価格が上がっている中で、手頃な選択肢が増えるのは良いことですが、自分がどんなお米を買っているのかは知っておきたいという気持ちもあります。
品質や味に違いはあるのか、長期間保管されていた影響はないのか、気になる人も多いのではないでしょうか。
個人的には、安心して購入できるよう、消費者にももう少し情報を開示してほしいと感じました。

それでも、こうして価格を抑えた販売を決めた背景には、お米の供給を安定させるという大きな目的があるはず。

日々の食卓に欠かせないお米だからこそ、少しでも手に取りやすい形で流通するのはありがたいことですね。
今後も、お米の価格や流通の動きについて気にかけていきたいと思います。